温泉水だから肌にやさしいのはウソ。敏感肌こそしっかり見極めるのが大切

スキンケアアイテムのベースとして使われたり、赤ちゃんのアトピー治療にとペットボトル入りで購入できたり、意外と出てくる場面が多い温泉水。

「美肌の湯」と呼ばれるような温泉もあるものあって、肌にはやさしいものに見えます。
わたしも、子どもの乳児湿疹治療について調べている時にやたらと出てくる機会が多かったので、きっと「肌に良いものなんだろうなあ」と思っていました。

でも、一口に「温泉水」と言っても、肌に合うものも合わないものもある。
そもそも、肌に使うことに向かないお湯だってある。
しかも、保存のためにアルコールやら塩素やらが含まれていることもある

だから、温泉水だから安心!というわけではないようなのです。
きっちり自分の目で見極めていく必要があるものなのだと思います。

そもそも、温泉水は「アルカリ性」のお湯

温泉水の中で美肌の湯と呼ばれるものは、弱アルカリ性のお湯なのだそうです。

  • アルカリ性度が高いものであれば、「肌に合わない」と言われることが多く
  • 酸性度が高いものであれば、「あまり美肌効果はない」と言われることが多く
  • 弱アルカリ性であれば、「美肌に役立つ」と言われることが多い

という考え方ができるのだそうです。
ちなみに、弱アルカリ性が良い理由は「体液に近い」バランスだから。
肌に違和感が少なくスッと馴染む上汚れもサッと落ちるから美肌に、と言われるようです。

ちなみに、含まれているのはマグネシウムやカルシウム、ミネラルなど。
それぞれかゆみを起こしにくくしたり、肌に潤いをあたえたり、肌をなめらかに整えるなど確かに良い作用が期待できそうな成分が含まれているのもある意味期待してしまうところだなあと思います。

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アルカリ性のお湯は肌を軽くピーリングしてくれるので…

そもそもアルカリ性は、石けんと同じく「汚れを落としてしまう」性質を持ちます。
肌の表面を柔らかくして、肌の表面についている汚れや角質を落ちやすくするのです。

それは温泉に入るとそれだけで軽くピーリングをしているのと同じことになるらしいです。

これが肌が健康な時なら良いものの、肌荒れしていたり肌が敏感な状態だったりする時は…

  • 肌の表面になんとか残っているバリア機能が落ちてしまう
  • 肌から必要以上に皮脂が落とされてしまう
  • そもそもお湯が肌へ刺激になってしまう

など、メリットより問題の方が大きくなってしまう可能性が高いのです。
なので敏感肌や乾燥肌、肌が弱い方に本当に良いものかというと難しいところです。

※おそらく、赤ちゃんの湿疹には、殺菌力の高さや代謝の促進効果が良いのだと思います。
この効果がほどよい刺激になって(赤ちゃんの高い回復力も作用して)「良い!」となるのかと…。
(もちろんこれは想像ですし、民間療法なので絶対効果があるものではないと思います)

そんな温泉のお湯をスキンケアに使うとどうなるか

温泉水だからと過信するのは厳禁!敏感肌ならきっちり確認を

そんなアルカリ性の温泉水をスキンケアに使うとおそらくこんなメリットは受けられます。

  • 肌の表面がやわらかくなってくれる
  • おかげで、肌の角質にスキンケア化粧品が馴染みやすくなるかも
  • ふき取りなどで使った場合、軽い負担で不要な角質が落とせるかも
  • 含まれる成分が持つ殺菌力や肌を整える力が多少役に立つかも

でも、これが本当に肌にやさしいかは個人差がとても大きいものであるのは違いなさそう。
自分できちんと肌に合うか、刺激になりすぎないかをきちんと見極める必要があります。
(もし疑わしい反応があったらとりあえず避けてみると良いものなのかもしれない…)

※肌がつるっとするなどは単純に角質がやわらかくなって落ちたせいだったりします。
そのせいで肌のバリア機能がバランスを崩すこともあるので、使用感だけで判断するのはあまりよくないのかも…?

また、温泉水を製品化する際に保存性を高めるためにアルコールなどの保存料が含まれていることもよくあるようです。
もちろん、安全に使い続けるために必要な成分なので無理に避ける必要はありません。
でも、「温泉水100%だから安心!」と過信せず、成分を確認する必要があるのです。

こういうのは個人差も温泉による差もとても大きいので、言い切るのが難しいのですが…。
「とりあえず温泉水!」ではなくて、特徴をよく知った上でどうやって活用するかを考えてみるのが良いのかもしれないなあ、と思います。

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